生活の一部となったモバイル機器の充電、そして逆向きのUSBコネクタにイラッとする日々。どうして同じ失敗を繰り返すんだと、名GKのように落胆はしないものの、何で毎回逆向きなんだよと一人さみしくツッコむ時も。こうした充電にまつわる、地味なストレスを解消する優れモノをご紹介。上海問屋の「マグネット式充電ケーブル」だ。
製品名: どの向きでも接続できる マグネット着脱式 充電専用ケーブル 1m
直販価格:1,299円前後
メーカー名:上海問屋(株式会社ドスパラ)
問い合わせ先:donya@twave.co.jp、03-4332-9631

Q.帰宅してから、まずは何する?

 A.スマホの充電
という人も多いだろう。最早、日課となったモバイル機器への充電。部屋へ入り→スマートホンに充電ケーブルを挿し→ソファやベッドの上に放り投げて→着替えなどに移る。大体の人の帰宅後の流れは、おおよそ上記な感じと大胆予想。

 Apple製品のユーザーなら、おそらく着替えまでスムーズにたどり着く。だが、AndroidスマホやWindows機器の場合は首尾よく行かない。充電ケーブルを挿す際に一悶着あるからだ。そう、逆向きのmicroUSB端子を正しい向きに持ち直す作業がね。

 端子の上下を確認せずに挿そうとすると、だいたい逆向き。なぜか逆向き。装着する瞬間に、端子がグニャリと変化しているのかと思うぐらい。あぁ、本当に面倒臭い。

端子形状を円形に変換&マグネットでカチリと固定

上下逆でも利用できるUSB Type-C端子(画像:USB Implementers Forumより)

 端子の向きを気にせず使える「USB Type-C」端子が登場してしばらく経つものの、普及率はさほど高くない。Apple製品は「Lightning」端子や「MagSafe」シリーズをいち早く取り入れ、充電の手間を減らしてきた。しかし、AndroidやWindows機器は、まだまだmicroUSBが全盛だ。Apple製品に乗り換えれば万事解決?それも、現実的とは言いにくい。

端末側のmicroUSB端子を専用の円形端子に変換するマグネット式充電ケーブル

 こうした、充電時のじみ~なストレスを、低予算で一発解決するアイテムが、上海問屋の「マグネット着脱式 充電専用ケーブル」だ。使い方はいたって簡単。ケーブルが備える円形の専用端子を取り外し、デバイス側のmicroUSB端子に挿し込むだけ。端末のmicroUSB端子の形状が円形となるため、端子の上下を気にする必要が無くなるワケだ。

 更に、円形端子とケーブル側の端子部分はそれぞれマグネットが仕込まれており、端子同士を近づけるだけでカチリと引っ付くのも便利。暗い部屋で、スマホの明かりを頼りに充電ケーブルを挿すという手間もまとめて解消できる。機能としては、AppleのMagSafeと同様。クイックチャージやデータ転送をサポートしないのが残念であるものの、Android端末やWindows機器の充電環境をガラリと変える、革命的一品だ。なお、電源に接続する側はUSB Type-A端子となっている。同端子を備えたコンセントや、モバイルバッテリーなどに接続すればよい。

もう戻れない、この快適さ

 使い方をもう少し具体的に説明しよう。円形端子はmicroUSB端子を備えており、その部分をデバイス側の端子に装着して使用する。この際、力を込めて端子を押し込まないと、根元まで挿さらないので注意しよう。それだけ強固に装着する分、ふとした拍子に抜け落ちてしまうといった事態は、まず起こらない。一度装着したら、円形端子の土台部分に爪を引っ掛けて、思い切り引っ張らないと取れないからだ。試しに、ケーブルの着脱を300回繰り返してみたところ、固定が緩む様子は全く感じられなかった。

スマートホンに端子を取り付けた状態
ケーブルを近付けるだけでピタリとくっつく

 先に説明した通り、円形端子とケーブル側の端子はマグネットになっている。これがまた、便利なことこの上なし。2、3cm程度の距離まで近付ければ、ケーブルが端子にカチリとくっつく。今までの様に、端子の向きと位置を確認し、端子が折れない様に水平に挿し込むといった気遣いは不要。それどころか、端子やスマホ、タブレットを見る必要すらない。ケーブルを適当に近付けるだけでOK。今までの作業が、本当に馬鹿らしくなってしまう手軽さだ。

薄いデバイスに取り付けると端子がはみ出してしまう場合もある

 円形端子の直径は8mmとやや大きめ。薄型のスマホやタブレットに装着すると、若干はみ出してしまう。はみ出した部分を強く引っ掛ければ、端子部分が破損する可能性もあるため注意しよう。また、スマホやタブレットにケースを装着している場合、ケースの厚みによっては円形端子が端末側の端子に挿さらない恐れもある。便利な半面、こうした若干の注意点もある。

良くも悪くも「専用」端子、使い回すのは難しい

 最大の泣き所は汎用性の乏しさだ。専用端子なため、楽々充電環境を増やそうと思うと、デバイスの数だけ端子とケーブルが必要になる。また、自宅のほか職場など外出先でも充電するなら、デバイスの数×充電場所となってしまう。上海問屋では円形端子部分のみの販売をしているものの、端子2個入りで直販価格1,299円。本製品と変わらない価格だ。

端子部分だけの販売もある。2個セットで直販価格1,299円

 また、端子だけの追加購入は、あまりオススメできない。ケーブルが新たに欲しくなるからだ。ケーブルぐらい使い回せばと思うだろう。しかし、本製品のケーブルは断線防止のために非常に頑丈。折り曲げにくく、長さも1mあるためかさばってしまう。これを常時持ち歩くなら、もう1本買った方が楽だという結論に行き着く。別売り端子は紛失や破損した際の交換用と割り切って、ケーブルセットを増やしていくのが楽園の維持には現実的だろう。

 あまりに日常なため、ストレスをストレスと感じなくなってしまっている、USBの上下逆問題。マグネット式充電ケーブルを使うと、あまりの楽さに「おぉ~」と感嘆してしまうほど。改善というのはこういうことを言うのだなぁと、トヨタの教えを噛みしめることに。

上がmicroUSB用、下がUSB Type-C用

 今回紹介したmicroUSBタイプのほか、USB Type-Cタイプもある。こちらも便利ではあるものの、microUSBタイプほどの感動はない。日々、行う作業だからこそ、可能な限り便利で手軽に済ませよう。AndroidスマホやWindows機器を使っている人なら、1度は試すべきアイテムだ。

どの向きでも接続できる マグネット着脱式 充電専用ケーブル 1m

直販価格:1,299円
どの向きでも接続できる マグネット着脱式 充電専用ケーブル 1m
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役立ち度

9/10

    お買い得度

    8/10

      満足度

      8/10

        ココに注目!

        • 充電ケーブルの着脱が驚くほど楽になる
        • 他社製品と比べて(少しだけ)取り外しやすい
        • 3タイプのカラーバリエーション有り

        ココがイマイチ!

        • 汎用性が乏しい
        • ケーブルは長さ1m、電源側の端子がUSB Type-Aモデルのみ
        • クイックチャージやデータ転送不可